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zoom RSS 人生の転機〜海外ボランティア〜

<<   作成日時 : 2009/03/11 15:18   >>

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 「人の一生は約80年」とかいう言葉をどこかで読んだことがあります。私は中学、高校時代に決して良い人生を送ってきたわけではありません。ここでそれを語るとそれだけで、原稿用紙100枚ぐらいいってしまうと思うので省略しますが、とにかく14歳から19歳までの5年間が一番「荒れていました」。文字通り「波乱万丈」であったといっていいと思います。


親の一言でモンゴルへ

 そんな私はハッキリ言って学校というものが嫌いになりました。高校を卒業後は、一人、夜の街をフラフラとすることが多かったです。もちろん、大学になんか行く気がありませんでした

 そんなときに、私の身に人生の転機というものが起きました。知り合いが海外派遣ボランティアに参加したという、そのエピソードを親から聴かされ終わったとき、一言。
 
  「アンタも行ってきなさい

 どうやら、私の親は腐った生活を送っている私にかなり我慢していたらしい。結果、お試しということで、知り合いから紹介された国際教育交換協議会(CIEE)に登録し、日本から近いモンゴルに植林というボランティアをしに行ったのです。

 期間は2ヶ月。モンゴルということで人気がないらしく、参加者は私を含めて5人しかいませんでした。けれど、その間はとても充実した時間を送れました。私にも何かができることがあるのだと思いました。そして、「また行きたい」と思うことができました。それが私の人生の転機であると今になって思います。


スペインで遺跡発掘

 モンゴルの興奮が冷めやまないまま、そのすぐ後にスペインへ「自分の意思」で行くことを決めました。

 ボランティアの内容は遺跡の発掘、保存活動です。私は昔から古いものが好きで、アンティークはもちろんのこと、世界遺産に興味があります。そんな私が遺跡を発掘するというボランティアに参加しないはずがありません。

 斡旋・手配してくれたのは国際ボランティアNGO-NICEという団体でした。さすがにヨーロッパは人気があるらしく、参加希望者が多かったといいます。

 しかし、日本では夏休みの後半という忙しい時期であったため、結局、日本からの参加者は私一人だけということになりました。
 
 現地に着くと、国籍の異なる24名もの参加者がいました。到着の日は、現地の新聞社も取材に来ました。(記事の写真)。

スペインで遺跡発掘のボランティア  スペインで遺跡発掘のボランティア  

 みんな国籍がバラバラなので、もちろん、共通言語は英語です。高校卒業した程度の人間である私が外国人相手に英語をペラペラと話せるわけがありません。

 けれど、モンゴルに参加したときに、英語で話す「度胸」はついたので、気兼ねなくいろいろな人たちと会話をすることができました。それがよかったのか、みんなと仲良くすることができました。

 ボランティアの活動自体は2ヶ月で、その間の住は現地の小学校で寝泊りしていました。マットに毛布だけですが、学校の教室で6人ずつぐらいが雑魚寝するといった形です。

 食のほうは分担制です。24名を6人1チームと分けて、その日の朝、昼、晩を担当します。つまり、食事担当チーム以外が発掘の仕事をするといった流れです。仕事自体は朝の10時から始めて昼休憩を挟み、午後4時までといった感じです。

スペインで遺跡発掘のボランティア
  スペインで遺跡発掘のボランティア

 仕事内容は、チームごとに発掘場所を割り与えられ、それを1日ずつ食事当番も入れて回していきました。女性は小さいスコップやブラシを使って細部の発掘、男性はツルハシや土砂運びなどの重労働を担当しました。

 仕事の終わりには汗を流す意味も含めて、近くの海で遊び、学校に戻り、晩飯を食べたあとに、親睦の意味を含め、各国の説明や特技の披露、さらにレクリエーションなどをしたあとに、大人の時間として、お酒か飲み物で乾杯をします

 また、土日には仕事を休んで現地の観光めぐりをします。要するに、遠足です。原産物の製作所やその地区のお偉いさんとの会談、ほかの遺跡、博物館、美術館の見学などです。

 このボランティアに参加したアジア人は私しかいなかったので、漢字や日本語、富士山などたくさんの質問をされました。やはり、外国人から見て日本という国が珍しいと思われているらしく、散々にいじられましたが、楽しかったです。

 また、ボランティアの参加回数が多いという人たちに違うボランティアに参加したときの感想や、ボランティアリーダー(現地の方)からスペインについて穴場スポットを聞いたりと、とてもフレンドリーな関係になりました。さらに、別のボランティア集団と合同パーティーを開いたりもしました

 ただ、言語の壁というのを深く痛感しました。言いたいことがあるのに伝えられない、何を言っているのか理解できないなどといった場面は多々ありました。だから、私は大学に行こうと思ったのです。何度でも海外ボランティアに参加したいと思ったからです。


振り返ってみると

 これが私の人生の転機です。この体験がなかったら今の私はいないと思います。本当に参加してよかったと今でも思います

 今更ですが、日本人が私一人だけでよかったと思います。同じ国の人がいると、どうしてもその人と母国語で話してしまって英語力が身につかなかったり、せっかくの多国籍団体なのに他国の人と仲良くなれなかったりするからです。

 余談ですが、モンゴル、スペインに参加した人たちとは今でも付き合いがあり、結婚したなどの近況報告が届いています。

 さらに、ボランティア中にカップルになる人たちも何組かあって、国際交際といったものの難しさの愚痴などを聞いたりしています。 (2年、K.W)

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