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zoom RSS オーストラリアのメディア事情

<<   作成日時 : 2009/06/03 00:16   >>

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 こんにちは。ブリスベンで留学中のN.Kです。こちらに来て早くも二ヶ月が経とうとしています。日々の生活を楽しんでいますが、不便な点もいくつかあります。オーストラリアは水不足で、ホームステイ先ではシャワーは1人1日4分と決まっています。シャワールームには砂時計が置いてあり、常に時間との戦いです。メーターを超えると州から警告が来るそうです

 また、店が早く閉まることも頭痛の種の一つです。夕方5時に早くも近くのモールが閉まったりもするのです。祝日(Public holiday)といえば、日本では書き入れ時ですが、ここでは見事に中心部のシティの店も午後に店仕舞か始まっています……。

 まあ、愚痴はここまでにしましょう。今日は、高先生のご要望に応えて、僕の観たオーストラリアのメディア事情について少しご紹介します。


Courier-mail

 日本では新聞の宅配は当たり前になっていますが、オーストラリアでは、ショップで買うというのが主流です。町の至るところに「新聞扱っている」という看板を多く見かけます()。

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 新聞はブリスベンのニュースを扱うCourier-mailとメルボルンのニュースを扱うThe Age に分かれています。

 Courier-mailは平日は7、80ページ、土日は100ページもあり、日本の新聞よりずっと分厚いです。そのため、なかなか読むのが辛いのですが、新聞が一番オーストラリアの文化を深く知る機会を与えてくれるものです。

 日本では新聞の裏面はテレビ欄が普通ですが、Courier-mailの裏面はスポーツ欄で、AFLというオーストラリの国技であるフットボール・リーグ戦のニュースがほとんどです(写真左)。

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 Courier mailには車の記事が10ページほどあります。オーストラリア製の若者に人気のFordを除いて、ほとんどが日本製のマツダ、ホンダ、スズキ、ニッサンです(写真右)。

 その多くは日本での古い型をそのまま流しているマニュアルカーです。価格も日本からの輸入であるためか、高価で取引されているようです。

 
Free paper

 フリーペーパーの新聞でMXという、主に駅とかで配布される日刊紙があります。2001年にメルボルンに誕生したこの新聞は、その後シドニーでも成功を収め、一昨年からブリスベン版も発行し始めました。

 毎日の発行総数はなんと、オーストラリア総人口の1/3以上を占める752,000部に達しています。MXの読者は、主に18-39歳の若い層です。(参考記事:http://www.newsspace.com.au/MX_Brisbane

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 MXには、ほかのフリーペーパー紙に珍しく、the BOXというテレビ欄も設けています。

 午後に配布されるため、テレビ欄もPM6時からPM12時までです(写真)。

 ほとんどの新聞にテレビ欄がない理由として、

インターネットで調べることができること、

ケーブルテレビのチャンネル数は100も超えていること、

ケーブルテレビの画面上に番組欄を表示してくれるとの3点が挙げられます。

 そして、オーストラリア人は大体朝早く仕事に出掛け、日本人より早い夕方頃に帰ってくる生活パターンなので、MXのテレビ欄だけでもことが足りてしまうのでしょう。

 また、ほかのフリーペーパーと同様、MXにもゴシップ情報満載です。その多くはハリウッドスターやアメリカのメジャーシンガーのゴッシプネタです(写真)。

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 日本の夕刊紙などは外国のスターを大々的に扱うことは少いのですが、この国ではあまり国内のスターを輩出していないためか、海外ネタは非常に多いです。

 ちなみに、MXのBrainwaveというページの中に、Sudokuという日本発祥の数字のクロスワードを毎日掲載しています。余談ですが、韓国でもSudokuが人気らしく、語学学校の韓国人の友達がこれにハマっています。

グローバル・メディア・スタディーズ学部 MXのほかに、City Newsというフリーペーパーも不定期に発行されています(写真)。

 ほとんど広告のため読むところは少いですが、英語のキャッチコピーなどは勉強にはなりそうです。

 ほかに、Northern Timesという、毎日、庭の地面に投げ込まれるフリーペーパーがあります。

グローバル・メディア・スタディーズ学部 雨の日の翌日とかは、新聞が濡れて泥がついてしまうため、ホストファミリーは読もうとしません(写真)。

 しかし、実際、読んでみると、事件事故といったセンセーショナルな記事を全く扱っておらず、地域密着のローカルニュースが多く掲載されています。

 内容はとても真面目ですが、配達の仕方に問題があるため、少しもったいない気がします。


Controversial TV Programme 

 毎週月曜夜に、ABCチャンネルで放送される「Media Watch」という番組がとても興味深いです。

 ABC(Australian Broadcasting Corporation)は日本でいうNHKのような、政府交付金で運営されている公共放送です。

 受信料は徴収しませんが、その代りに、番組の合間にCMが流されます(写真左)。

 Media Watchは毎回15分の短い番組ですが、司会者はいくつかのトピックについて、テレビ(他局と自局ABCなど)・新聞・ラジオ・ネットの報道を題材に、時事問題に辛辣なツッコミや批判を繰り上げます。

 日本では他局の番組を扱って露骨に批判するということはとても考えられませんが、オーストラリアではこの番組は視聴者から高い支持を得ているようです。

 それは、日本人と比べれば、オーストラリア人は基本的にメディアに対してSkeptical(懐疑的)だからではないかと考えています。(もちろん、メディアを批判するMedia Watchも、メディアの一部ではありますが)

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 とりわけ、チャンネル9(Channel Nine)という民間放送へのMedia Watchからの批判が目立っています(写真右)。

 チャンネル9は、過激な暴力シーンを頻繁に流すセンセーショナルな番組が多く、ホストブラザーから見ない方がいいよと言われています。

 アニメ番組でポピューラーなものは、スポンジ・ボブザ・シンプソンズサウスパークといったアメリカ製のテレビアニメです。

 シンプソンはブラックジョークが多いことで支持されているようです。サウスパークもブラックジョークを頻繁に扱っています。

 テレビCMでは、車やWiiなど日本の商品のCMも多く見かけます。マツダのCMは日本と同じZOOM ZOOM ZOOMのBGMを使っています。

 一方、NISSANは、派手な女性と悪魔の猫が鬼ごっこをしているCGをもって表現されています。地味にドライブするシーンを流す日本のCMより豪華なイメージを受けます。

 このように、日本との比較の視点からオーストラリアのメディアを観るのがとても楽しいし、勉強になります。

 これからも観察を続けていきますので、続編も乞うご期待ください! (GMS学部高ゼミ3年、N.K)

関連記事:  留学デビュー宣言 (2009/2/9)

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