駒澤大学GMS学部高ゼミブログ

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zoom RSS もう一つの「リアル・クローズ」〜アパレル販売のアルバイト〜

<<   作成日時 : 2009/10/19 15:38   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 12 / トラックバック 0 / コメント 0

 こんにちは。高ゼミ3年のC.Mです。先週火曜にフジテレビで、婦人服売り場のデパート店員を主人公とする新ドラマ『リアル・クローズ』が始まりましたね。実は私は大学1年の時からアパレル販売のアルバイトをしています

 このバイトを始めるまで、実はファッションにあまり興味がありませんでした。しかし、大学にも慣れてきて、何かいい経験になるようなバイトがしたいと考え、ニガテを克服するような気持で思い切ってアパレルで働いてみようと思いつきました。


面接

 今の会社は友達が社員として働いており、紹介してもらう形で面接を受けました。

 面接は汐留にある本社で行われました。事前に採用担当の方から連絡があり、「当日はあなたらしいファッションでいらしてください」などと言われ、どうしよう!とすごく焦った記憶があります。

 面接のときに、「今日はどうしてそのコーディネートにしたのですか?」や「あなたが考える販売の魅力とはなんですか?」といった、まるで就職の面接のような質問もありました。

 私はドラッグストアーやレストランなどいろいろなバイトをしてきたのですが、今までの面接で一番緊張した気がします。


研修

 面接には無事合格して、配属先が決まると、今度は青山のビルで2日間の研修がありました。その研修は、アルバイトも社員の方も一緒に受けます。

 研修ではまず挨拶の仕方から始まり、基本的な服の知識と、お客様への対応などを教わります。

 この最初の導入研修以外にも、接客やカラーコーディネートなど様々な研修が随時開かれており、それぞれの伸ばしたいところに合った研修を、希望すればいつでも受けることができます。

 ただのアルバイト、という扱いではなく、接客や服の知識を詳しく学べる研修を受けることができるのはとてもありがたいし、いい勉強になっています。


「動的待機」

GMS学部 私が働いているのは、自社のいくつかのブランドを取り扱っているブランド複合店と呼ばれる店舗です。店は、駅直結のビルに入っています。

 販売の仕事は大まかにいうと、お客様に商品の説明やおすすめをして、よりよいお買いものをしていただくことを目的としています。

 そのために、商品を管理したり、レイアウトを変えたり、店内をきれいに保ったりすることもしています。

 最初アルバイトを始めたときは、まず服をきれいに畳むことから苦戦していました。

 アパレルショップの店員が、「いらっしゃいませ」など声を出しながら服を畳んでいるところを見たことがあるかとも思いますが、あれは、「動的待機」といって、お客様の入店を待つときや店内の活気づけのために、声を出しながら動いているのです。

 お客様が入ってきやすい雰囲気を作るためです。このようなアパレル特有の用語や行動なども、研修で教わります。
 

「お声掛け」

 そして、次に大変だったのが、商品を見ているお客様に声をかけることです。

 これを「お声掛け」というのですが、私自身が買い物をしているときに店員さんに声をかけられたりするのが苦手だったので、最初のうちはどのように声をかけていいかとても悩みました。

 やはり中には一人でゆっくり買い物をしたいという方もたくさんいらっしゃるので、うざがられたり無視されたりすることも少なくないです。

 最初はその度にへこんでしまい、声をかけるのが怖くなったりしたこともありました。

 でも、何人ものお客様を観察しているうちに、お客様が今何を考えながら商品を見ているかを考えるようになりました。

GMS学部 そして、それぞれの人に合った内容で声をかければ、不快に思われることも減るのではないかと思いました。

 例えば、同じデザインの色違いを見比べている方には、「色でお迷いですか?」と声をかけて、鏡の前で服を合わせていただくことをお勧めします。

 そして、顔の色が映える方のお色をお勧めしたり、それでも迷われるようだったら試着をお勧めしたりします。
 
 また、ただ見ているだけ、といったようなお客様には目を合わせていらっしゃいませ、と笑顔でお声をかけ、もし何かあったらすぐに声をかけていただけることをお客様にアピールして、それ以上はあまりお声をかけないようにしています。


「お聞き出し」

 お客様に応対についたときに大切なのは、「お聞き出し」というものです。

 これは、お客様のお話を伺いながら、何をさがしているか、どのようなものがお好みか、などなるべくたくさんの情報を聞くことです。

 そのようなお聞き出しをしてうえで、お客様のお好みにあったものをお勧めします。

 この「お聞き出し」をしっかりすることが、満足のいく買い物をしていただくためには大切なのです。

 最初のうちは、「はい」か「いいえ」で答えられるような質問をして、それからだんだん質問の内容を膨らませていきます。

 このようにお客様とお話をしていくと、いろいろなことがわかります。たとえばお客様が今どのようなアイテムをほしがっているかもわかるので、それをトルソーのコーディネイトやレイアウトに生かすこともできます。

 お客様との会話はとても楽しいし、よろこんでいただけたり自分のお勧めしたコーディネイトやアイテムを気に入っていただけるととてもうれしいです。

 私はあまり人と話したりするのが好きではなかったのですが、このアルバイトを始めてからは、初対面の人と話すのが楽しくなってきました。


店舗移動

GMS学部 私は今年に入って店舗移動をし、神奈川のある駅の、駅直結のショッピングセンター内の店舗に配属されました。

 売上も入店数も前にいた店舗の10倍の多さのなので、最初は驚きの連続でした。

 学生の多いファッションビルとは違い、ショッピングセンターは家族連れのお客様が圧倒的に多いです。特に土日は店内がベビーカーで溢れかえっています。

 入店が多く購買意欲も高い客層でお店も広いので、求められる接客の仕方も前の店舗とは違い、慣れるまで少し苦労しました。

 例えば、今の店舗では、店内の活気を止めないために、同じところに3秒以上立ち止まってはいけないというルールがあると教わりました。

 というわけで、一日中店内を歩き回っています。この店に来てからヒールは履けなくなりました(笑)。


バイトと勉強

 学校では広告の勉強をする機会が多いですが、バイト中は、広告とファッションの関係について考えることもあります。

 ショップの中にある広告のひとつに、マネキンがあります。

 マネキンの効果は絶大だと実感することが多いです。たとえば同じ形で何色か色違いがある服などは、マネキンに着せている色が圧倒的に売れます。

 逆に、売れていなかった服もマネキンに着せたとたんに売れたりします。

 これはすごくおもしろいなあといつも思います。マネキンは、アイキャッチといってお客様の興味を引く最初のきっかけになるので、とても大事です。

 服の畳み方も、ブランドによってターゲットにしている層によって変えたりします。

 たとえば年配の方をターゲットにしているブランドのブラウスなどは、幅を広めにし、若いギャル系のブランドのTシャツなどは幅を細く畳み、高く積み上げてボリューム感を出したりします。

 これらのレイアウトの指示はコンセプトなどと一緒に本社から送られてきます。

 それを読んでコンセプトを理解して、自分なりにレイアウトをアレンジするのも面白いです。

 アパレルのバイトのいいところは、お客様との会話だったりお勧めの仕方、レイアウトやマネキンのコーディネートなどは、自分の考えやアイデアを生かすことができるので、仕事にやりがいを感じることができる点だと思います。

 私はこの経験を通して、接客の基本と商品の効果的な見せ方などを考えることを学びました。

 実際に商品を作ることはないけれど、お客様と一番近いところで商品のよさを伝えることができるのは販売員だけです。

 とても魅力的な仕事だと思うし、私は広告関係の仕事にも興味があるので、とてもためになる経験だと思っています。

 学生のうちのアルバイトは、色々な職種を実際に体験できる貴重なチャンスだと思います。

 どんなことでも、絶対にいつか何かの役に立つ経験になります。今しかできないことをたくさんして、自分の経験値を増やしていきたいです。(3年、C.M)

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