今回後期のグループワークで、私たちはペット市場の「光」に隠されている「影」の部分にスポットを当て、「ドッグ市場の光と影」と題するニュースを仕上げました。 テーマの選択 最初の企画の時点では、「光」の部分しか考えておらず、セレブな犬のみ取り上げて、それに関連するペットショップやグッズなどを取材するつもりでいました。 しかし、実際、駒沢公園に行き、ワンちゃんと飼い主さんたちにインタビューして、みんなでその動画を編集しながら話し合っているうちに、すべての犬がこんなに幸せな生活を送っているわけではないということにも気付かされたのです。それがドッグ市場の「影」でした。 ![]() 取材のアポ 動物保護団体への取材は自分たちでアポを取らなければなりませんでした。大変でしたが、多くの方々に協力していただき、とてもいい撮影ができました。 NPO法人「SALA NETWORK」には、多くの時間を割いていただき、貴重なお話を伺うことができました。たんにニュース番組の取材ではなく、人間としてそのような事実を知ることが出来てよかったと思っています。 ![]() グループワーク スタジオシーンの撮影は何回も何回も撮り直しました。最初は覚えきれないと思っていたセリフも段々と頭に入り、言葉に感情を入れられるようになったと思います。 普段私たちが話しているよりも、少し言葉の抑揚や感情をオーバーに表さないと、動画では伝わりにくいことが分かりました。 編集作業はとても時間がかかりました。正直、寝不足になる日も多々ありました。私たちはニュース動画を作ることが初めてなので、もちろん動画編集ソフトを使うことも初めての経験でした。 たくさんのビデオから必要なシーンを切り抜き、つなげ、テロップを入れ、音楽を入れ……文字にすれば簡単なことですが、1つ1つが頭を使う作業でした。 試行錯誤を繰り返し、視聴者に私たちのメッセージが伝わるようなニュース動画ができたと思います。 ![]() 1つ10分の動画はとても短いですが、授業の合間をぬったり、授業後夜まで残ったり、土日に集まったりと、撮影や編集に費やした時間はとても長かったと思います。 ほかのグループも同じように残って作業をしていたりするのはお互い良い刺激にもなり、みんなで頑張れたと思います。今回のグループワークを通して、またゼミの仲が深まったような気がします。 ニュース番組作りを通して、私たちもゼミの仲間たちも「命の格差」について考えるいいきっかけになったのではないかと思います。 「動物版の格差社会」をいかに変えていけるかは、本当に私たちの意志や行動次第だと思います。みなさんもぜひ考えてみてください。 最後に、撮影に協力してくださった方々に、この場を借りてお礼申し上げます。どうもありがとうございました。(2年、高橋) |
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